MM理論とは?
MM理論というのは、モジリアニ=ミラー理論のことです。
具体的には、1958年にモジリアニとミラーによって発表された企業金融※に関する理論です。
※企業の資本構成と資本コスト
MM理論の内容は?
MM理論では、完全競争的な資本市場の下で、法人税が存在しなければ、次のようになることを理論的に裏付けたものです。
■第一命題
⇒ 営業利益の予想が同じ企業では、資本構成に相違があっても資本コストは一定である。
■第二命題
⇒ 一定の投資を自己資本・負債のいずれで調達しようとも、資本コストは一定である。 |