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DTNSとは?

DTNSとは?

DTNS(designated time net settlement)というのは、ネット時点決済のことです。

ネット時点決済は、各種取引の決済をその都度1本ごとに行うのではなく、一定期間プールし、その間の取引参加者の受取・支払をネットアウトしたうえで、特定時点でその差額のみの受け渡しを行う決済方式です。

日本のDTNSは?

日本の銀行間の取引の決済においては、現在DTNSが主に用いられていますが、システミック・リスクを削減する狙いから、取引1本ごとの決済※への移行が予定されています。

※即時グロス決済、RTGS

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DTNSのメリット・デメリットは?

DTNSのメリット・デメリットは、次のようなものです。

メリット
⇒ 受払額が小さくなるので、決済に必要な決済手段(通貨)保有残高も少なくて済む。

デメリット
⇒ 決済時点までの間に特定の参加者に倒産等が生じて、受払尻お支払が不可能になった場合、決済不能が参加者全体に波及する可能性があるというリスク※が伴う。

※システミック・リスクといいます。


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