売り場というのは、株式の売りに向いた局面のことをいいます。 具体的には、材料を受けて相場や株価が急伸したときや、上げ相場が長く続いて天井が近いと見られるときなどをいいます。
売り上がりというのは、株価が上昇するにつれてさらに売ることをいいます。
ナンピン売り上がりというのは、信用取引などで売っていたときに、株価が上昇したので、平均売りコストを上げて損失を縮小するために、さらに売ることをいいます。
営業ルール照会制度というのは、1992年11月に日本証券業協会が、証券会社とその役員が適正かつ円滑な営業活動を進めるために導入した制度のことです。 具体的には、証券会社がその営業活動に関して証券取引法、その他関係法令および通達並びに同協会の定款、諸規則の適用に抵触するかどうか判断がつきかねる場合に、事前に日証協に書面で照会し、判断を仰ぐというものです。 日証協は、それについて必要に応じて行政当局と協議し、その証券会社に対して書面で回答、併せて照会のあった事例と回答を全証券会社に周知することになっています。 なお、日証協では、この制度で回答した事例を参考にして証券営業ガイドラインを定期的に見直し、証券担当者の営業の手引きとしています。
□MVA