システム金融の具体的な手口としては、次のようなものです。

■まず1社がターゲットになる顧客をＤＭなどで勧誘し、少額を「10日に5割の利息」などの条件で貸し付けます。
⇒　このときの顧客は、破綻状態にある零細企業や個人です。
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■10日ごとに督促して振り込ませた後、これ以上支払いができなくなったころを見計らって、別の社名で営業を行い、同様の手口で貸し付けます。
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■同じようなことを5社〜10社の社名で次々と行っていきます。

示談というのは、法廷外で解決を図ることをいいます。

78（しちはち）分法というのは、手数料をアドオン方式で計算している場合の、当月の手数料や戻し手数料※を計算する場合に、一般的に用いられている方式のことです。

また、78分法は、残存元本に対して料率を掛けて手数料を計算する「残債方式」を簡便にした方式になっているので、「擬似残債方式」とも呼ばれています。

※アドオン利息は、一種の利息天引き利息なので、借り手が期中で早期完済を申し出た場合には、未経過期間相当分の利息を借り手に返す必要があります。

78分法の具体的な計算方法は、12か月均等賦払いを仮定して計算します。

つまり、債務残高の累計が78単位（1＋2＋3＋…11＋12＝78）になると考えて、ある時点で一括返済した場合には、残りの単位が未到来債務残高の累計であるとして、その単位分の割合から戻し手数料を算出します。

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