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OCCとは?

OCCとは?

OCC(The Office of the Comptroller of the Currency)というのは、通貨監督局のことです。

OCCは、米国財務相の内部機関であって、国法銀行に対する監督権限を有します。

通貨監督官の任命

通貨監督官は、財務長官に直属し、その任命には議会の承認が必要になります。

ちなみに、米国では、次のように複数の連邦監督機関が銀行監督の機能を分担しています。

■OCC ⇒ 国法銀行を監督
■FRB ⇒ 連銀加盟州法銀行と銀行持株会社を監督
■FDIC ⇒ 連銀非加盟州法銀行を監督
■OTS ⇒ 貯蓄金融機関を監督

なお、このほか、州法銀行については、州当局も監督権限を持っています。

関連トピック
RPsとは?

RPsというのは、米国の repurchase agreements(買戻条件付証券売却) の略称です。

具体的には、ある証券を売り手が後日買い戻すという合意のもとに売却し、一定期間資金を調達するという取引のことです。

また、このような取引は、レポ取引とも呼ばれ、その取引される市場はレポ市場といいます。

RPsの活用は?

RPsは、米国で1960年代後半の高金利期以降、主として銀行が企業の短期余剰資金を吸収する手段として活用されています。


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