四本値というのは、ある一定期間の最初についた値段(始値)、一番高い値段(高値)、一番安い値段(安値)、最後についた値段(終値)の4つを指します。 1日の場合ですと、前後場通した値段、すなわち始値は前場の始値、終値は後場の終値になります。 なお、月間や年間の場合は、日々の終値の四本値をとることもあります。
四本値が重視されるのは、チャート分析でよく使われるローソク足を描くのに不可欠だからです。
ランダムウォーク理論というのは、株価の値動きの予測は不可能であるという考え方をいいます。 また、公開している投資情報はすでに株価に織り込まれているという「効率的市場仮説」の一部でもあり、最終的には株価の動きは千鳥足(ランダムウォーク)のように不規則であるとします。 なお、よく使われる例として、目隠しをしたサルが新聞の株価欄にダーツを投げ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと運用成果に大差がないというものがあります。
□日本の時価主義会計