寄り付きというのは、取引所の立ち会い(競争売買による通常取引)の最初をいいます。 また、前場、後場にそれぞれ寄り付きがありますが、ただ寄り付きといった場合には、前場寄り付きのことを指し、後場については後場寄り付きとことわることが多いです。 なお、寄り付きについた値段のことを、単に寄り付きということもあります。
寄りはなというのは、「寄り付いたとたん」という意味です。 なお、寄り付きの少し後は「寄りあと」といいます。
四本値というのは、ある一定期間の最初についた値段(始値)、一番高い値段(高値)、一番安い値段(安値)、最後についた値段(終値)の4つを指します。 1日の場合ですと、前後場通した値段、すなわち始値は前場の始値、終値は後場の終値になります。 なお、月間や年間の場合は、日々の終値の四本値をとることもあります。
四本値が重視されるのは、チャート分析でよく使われるローソク足を描くのに不可欠だからです。
□時価主義会計